[ヴィークラフト『フォトフレーム』の作り方]

★フォトフレームの作り方をご紹介します。Vチップ(パーツ)のサイズは2cm×16cmの短冊です。(薄いフィルムを使う場合は、4cm又は6cmのフィルムを2cmの幅の短冊になるよう折ります)


洗剤の詰替えパッケージでつくるフォトフレーム            (coop Piu2015年7月号「Let's 工作」掲載)

フォトフレーム完成写真              (撮影:(株)甲南堂印刷)

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<使用するパッケージ>

洗剤の詰め替え用パッケージを使う。

シャンプーやレトルトパックなど少し厚みのあるフィルムを洗って使う。

<基本パーツの作り方>

(1)パッケージの注ぎ口と、両脇のシール部分を定規をあててカッターナイフで切る。

(2)パッケージを表裏で分け、表を短冊に切る。

今回は2.5㎝×20㎝(1:8)の短冊。

短冊の幅は2㎝~2.5㎝が作りやすい。

短冊は20個つくる。

(3)1:8の短冊を作る。緑ので囲んだ部分が柄になるので、好きな柄が出るようにデザインする。

※短冊のサイズと折り方

(4)短冊の長さを半分におり、爪などで折り目をつける。

(5)裏を上にして、短冊の両端を中央の折り目に向かって折る。

この時、両端と両端の間を1~2㎜すき間を空ける。

(6) (5)を2つに折り、指でつまんだ部分を洗濯バサミで止めて、折り目をしっかりつけておく。

 

「基本パーツ」(うさぎの耳の様な形)の完成。このパーツを20個つくる。

<パーツの組み方>

(7)洗濯バサミで止めた所を両手で持つ。

(8)-① パーツどうしを差し込み組み合わせる。

(8)-② 右手のパーツを差し込む。


左手で持っているパーツの根本に、洗濯バサミをつけて目印にする。

(8)-③ 右手のパーツを根元まで差し込む。

 

(9)(8)の裏面を手前にして(パーツの柄がアルファベットに代わっている事に注意)、3つ目のパーツを洗濯バサミのついてないパーツに差し込む。この時、3つ目のパーツの根本まで差し込む。

Z型になる。

(10)また裏面を手前にして、4つ目のパーツを根元まで、3つ目のパーツに差し込む。

これを繰り返して5つ目を差し込む。

(11)また裏返して、6つ目のパーツは、方向を変えて差し込み、フレームの角をつくる。

(12)裏返して、7つ目はの方向から差し込む。

8、9つ目を続けて差し込む。

(13)10こ目は方向を変えて角をつくり、繰り返し差し込む。

(14) 写真の形になるように繰り返し、最後の20こ目のパーツを差し込み、洗濯バサミをはずす。

 

最後のパーツの二股の1つを開く。(写真の左手で持っているところ)

(15)最初のパーツ(洗濯バサミがついていたパーツ)に差し込む。

 

※詳しい説明は(15)~(18)。

難しければ、見た目が整っていればOK。両面テープなどでとめる。

(15)-① 最初のパーツの真ん中を確認する(中が2枚に分かれている)

(15)ー② 真ん中に、最後のパーツの端を入れる

(15)-③

(15)-④  ー③を裏側から見たところ。白いの方向に引き出す。

の方向に曲げて、に差し込む。

(16)パーツの端を、の奥まで入れる。

 

最後のパーツの二股のもう1方を開く(左手の親指が持っている所。

(17)ガイド(※)を用意する。

最初のパーツの真ん中にガイドを差し込み、さらに最後のパーツのに差し込む。



※ガイド

パッケージの分厚くかたい部分や厚紙を切って作る。

(18)-① ガイドに沿って、↓の方向に最初のパーツの真ん中に奥まで差し込む。

(18)ー② 角度を変えて見たところ。

(18)-③ 裏側から見たところ。

(18)-④ きっちり奥まで差し込むとフレームが完成する。

<裏の処理>

(19)厚紙を用意して、フレームに合わせたサイズ((20)の写真参照。今回は10㎝角)に切る。

コの字に両面テープを貼る。

(20)フレームからはみ出さないように貼る。

(21)厚紙でスタンド(※)を作り、貼りつける場所に印を書く。

両面テープを貼った、コの字の開いているところが上になるように貼る。

※スタンドの作り方

厚紙を長方形に切り、図のように折り曲げて両面テープで止める。

(22)印の内側に両面テープを4か所貼りる。

(23)スタンドを貼る。机に立てた時にスタンドの下が机につくように、裏の厚紙からずらして貼る。

(24)好きな写真を矢印の方向から入れる。

<完成>

スタンドを付けずに

押しピンで壁に貼りつけてもOK。